主体と客体
こんばんは!
ちかいです。
最近スープカレーにはまっています!
スープカレー専門店って今まで住んできたどこの都市にもなかったのですが、
自分の地元にできたのです!!
食べたら、
うまい!!!
スパイスがたくさん入っているので、食べたら汗をかきまくりますが、
ずーっと身体が温かくて最高です!
まさに食べる薬膳!
↑これです!
あ、
そろそろ、僕の見たこと感じたことが形になってきたので、ブログを書きたいと思います。
これは僕の経験則からくる「こういうことかな」程度のもので、正しさを強要するものでは決してありません。
自分の備忘録でもあり、これを読んだ方が同じような場面に出くわした時に、何かの参考になればとも思っています。
理由が周りにわからない状態で人がネガティブに感情的になると
周りの人間はどう対応していいかわからなくなるという事例に最近立て続けに遭遇しました。
ケース①最近、電車の中で赤ちゃんが泣き叫ぶのを親がどうしていいかわからずにうろたえる場面に遭遇しました。
このときの主体を赤ちゃんだとしましょう。
もちろん赤ちゃんは客体である親に自分の非常事態を伝える術がなく、かつ自分でも処置ができないため、ただ持っている感情表現である「泣いて」SOSを出すしかないのです。
親は数あるパターンの中から探りを入れながら抱いてあやしたり、オムツをチェックしたり、食事を与えてみたりするのです。その作業に客体である親の苦労が見えました。赤ちゃんも気づいて欲しいのかもしれませんがこればかりは成長を待つしかないので。親の苦労子知らず。これは致し方ないです。
ケース②最近、とあるレストランに行った時にもこのような場面に遭遇しました。
客体であるホールのスタッフはその指示があまりにも抽象的すぎて、戸惑うばかり、そして自分の思惑通りに動かないので、さらにイライラするキッチンの男性。
そのやりとりに客体であるホールの男性の気苦労が垣間見えました。主体のキッチンの男性もイライラしているから両方とも損ですけどね。
これで何が言いたいのかというと、
主体が感情的になり、状況説明をしないままだと
客体はどのように対応していいかわからなくなるのです。
そうするとどうなるのか、
客体は予測の中でしか動けなくなるのです。
また、その予測のなかで客体の人間が必死に考えて動いたことが主体の人間の願っていたものでなかったとしたらそれもまた不幸ですよね。
その予測の動きこそが一番の疲れの原因かもしれません。
レストランでの客体はお客様に他なりません。そのエネルギーはお客様に注ぎたいと思っていたと思います。
その貴重なエネルギーを負の感情を抱いた身内のキッチンスタッフに注がなければいけない苦痛たるや。。。
自分がそこで食事をしながら、そこまで想いを馳せてしまうのもある意味職業病ですが。笑
これって、飲食関係にかかわらず、いろいろな人と働いていると割とよくある話ですよね。
僕はこの状況を見るのも自分がなるのも避けたいところです。
誰かと一緒に何かをするオペレーションの中では誰がどのように考えて動いているのかが明確である方が動きやすいです。
だとすれば、主体である自分はどのように行動すればいいのでしょうか。
感情的になる前に一呼吸おいて、今ある自分の状況を整理してきちんと周りに伝えることを
すればいいのです。
状況を説明できなければ、それはどれだけ忙しい時間でもトイレに行く時間を無理やり作って、便器にすわりながら整理する時間を作った方がよいと思っています。
そして、冷静さを取り戻すか、その理由を周りに正確に伝えることです。
さきほどのキッチンの男性は
イライラする理由の大枠は「周りがうまく動いてくれない、自分の作業が忙しいから」と理解できていても、なぜそうなっているのか、それに向けてどう対策をしたらいいのかまで落とし込めていないと思います。多分。
そこで、いち早く冷静になるために、
普段の自分がどこで感情的になるのか掴んでおくこともとても重要だと思っています。
そもそも人が感情的になる理由を大きく2つに分けてみましょう。
身体的なことなど内発的な問題から来る場合
周りの人や環境から与えられる外発的な問題から来る場合
の2パターンです。
ちなみに自分は
・寝不足だとイライラしやすいです。(内発的)
・寝不足でカフェインを大量摂取すると疲れ方が倍増し、謎の気落ちがします。(内発的)
・自分の仕事や意志を持ってしたいと思っている事に対して、強いいちゃもんをつけられると怒ります。(外発的)
ていうパターンがあります。
内発的な問題はある程度のことは自分で解決が可能です。
寝不足なら休憩時間に寝る時間を作ればいいのです。
寝不足の日のカフェインの摂取量は最小に抑えるのです。
はい、これで対策はバッチリです。
外発的な問題は周りの環境などもあり対策が難しいですが、
まずは、その「問題の分析」を行うことが大切だと思っています。
感情的になった自分もしくは相手の根本原因を知り、状況整理、対策の3つまでできれば完璧です。
例えば、いちゃもんをつけられた場合(相手が感情的だった場合)
なぜいちゃもんをつけられたのか特に相手を中心とするその状況を細かく分析します。
要は、相手になりきったつもりで考えるのです。
自ずといちゃもんをつけてきた相手がその当時どのような状況かが見えてくると、
それに因果関係が見えてくるのです。
(相手の普段の行動パターン、それまでに起こった出来事、相手が自分に対して思っている事、いちゃもんをつけてくる直前に自分と相手が何をしようとしていたかなど)
それでも因果関係が見えなければ直接本人に話をしにいきます。
それで、直接話せない相手だとすればもうおそらく相手とそこまで関係性を築く必要がないか、考えても仕様がないことだと思ってスルーして切り替えます。
また、
例えばさきほどのレストランのキッチンの人間の立場の場合(自分が感情的になった場合)
周りが自分の思うように動いてくれない、また自分の業務量の多さにイライラしています。
それは、もとよりキッチンの男性の作業量の多さに根本原因があります。
ただ、それは技術を向上させたり、周りと連携すれば解消される量なのか、そうなのかの判断を一番先にもってきます。
そこから、自分でできる解決策をまず考えることが大切だと思っています。
それが向上させても難しい場合は自分の上長に相談します。
その際、自己都合で相談するのではなく、
どこの時間帯のどこの作業をどのようにすれば効率がより良くなるのか具体的な提案を含めて提案するのが適切です。
以前より全体の作業効率が良くなる提案であればそれはきっと受け入れられるはずです。
仕事を遂行するうえでは会社の方向性に沿って、自分の軸を持つ事は大切だと思います。
ただ、自分ばかりに囚われると、客体が見えなくなります。
感情的になるその前に、
ふと周りを見渡してみると、
いいヒントが得られるのかもしれません。
そして、自分がネガティブに感情的になるパターンとそれに対する対策を把握しておくと良いかもしれません。当然、ポジティブも然りです。
あ、ちなみに自分は感情的になるのが悪だと言っているのではないです。
だって、喜怒哀楽、感情はいつだって沸き起こりますからね!
それは誰しもにあるもので、自然なものだと思っています。
が、しかしネガティブな感情表現に関しては
表面に出たしても、すぐに相手に理由を伝えて憶測を生ませないようにするのも一緒の時間を共に過ごす相手への心配りだと思っています。
穏やかな心持ちで感謝と敬意を持って周りの人と接していきたいものです。
最近は特にセルフコントロールの大切さを身にしみて感じる日々でございます。
大きく自戒をこめてのブログでした。
はい、まとまったところで、今日はこの辺で!
ありがとうございました!
2コメント
2018.04.26 07:10
2018.04.26 07:08