各々の入社動機、想い
こんばんは!
さて、余談ですが、房総コラボも残すところ2日となりましたね!
今日はいつも大変お世話になっている友理のまささんが
黒板でこんな書き込みをしてくださっています。
何よりもお客様が回りやすくなるようにこういう書き込みをしてくださっているんだと思います!
お客様のために、僕も自然とこういうアクションができるようになりたいなーと思います。
残り2日です!ぜひ、房総半島界隈に住んでいる方はもちろん、こちらに来る予定がある方も1日まわれば確実に1枚は埋まるのでぜひチャレンジしてみてくださいねーーーーーー!
はい、続きに戻ります。
前回は
NOZY COFFEEに
無事2013年8月から入社したというところで終わりました。
暑い夏の日に入社後初めて全員で顔を合わせました。
チームビルディングです。
全員で顔を合わせて、お互いを知り、一致団結していこうという機会です。
その日は本当にうだるような暑さの中で、社長自宅近くのバス停で集合して歩いて向かいました。
汗っかきの自分が大粒の汗を流しながら出会ったのは
同期入社したメンバーたちです。なんと自分以外全員女性でした。
やっぱりコーヒー店で働くのは、キラキラ系女子なのか。
大粒汗まみれの、おそらく汗臭いだろう男は軽い絶望感に打ちひしがれました。
到着してほどなく
お互いの自己紹介から始まりました。
あの雑誌で見ていたあの人が同じテーブルに並んでいるのを目の当たりにして
自分がこんな場所にいていいのか、
ますます不安になりました。
ただ、話してみると緊張感もとけ、本当に個性がバラバラで驚きました。
そこがわかったのは入社動機の部分です。
はっきり自分のことを話すことができる方から、緊張してなかなか自分のことを話せない人、上手く話せそうにないからスケッチブックに自分のことを書いてめくりながら話す人まで、入社動機や自己紹介一つにしても個性が分かれるなーと思って聞いていました。
僕はもちろん、初めて三宿にいったあの時のことを話しました。
コーヒーのクオリティに感動したこと、その感動を伝えていきたいと話しました。
あまりにバラバラだから途中笑いながら話していると、
自分のスリッパが途中脱げてしまいました。
そっと自分の足をみると、
自分と同じような足が4本並んでいました。
ん?????
よく見ると、全く同じ某ファストファッションメーカーの全く同じ柄の靴下の人が隣にいました。
ちなみに靴下の種類は長さで言っても5種類展開、各種類に20色以上はあり、季節でも色合いは変わるのにもかかわらず、
それが合うって
そんな奇跡ってあるのかーーーーーーー!
それが菊池さんだったのです。
菊池さんは品質管理責任者であり、世界中を回るバイヤーであり、
全国のバリスタが追い求めるバリスタチャンピオンシップで第5位に入賞した経験もある
今でも偉大すぎる先輩です。
能城さんに続いて、菊池さんまでこの偶然が起きるとは!
隣同士に座って気づくあたりタイミングがすごすぎる。
もはやこれは入社が必然だったと思わざるを得ませんでした。笑
そんな靴下同じ事件があったのちに菊池さんの自己紹介が始まりました。
菊池さんの自己紹介はまた他の人とは違っていました。
それは、
絵本を読むということです。
自分がこころから感動した絵本を読み聞かせするというのです。
内容は、おぼろげながらですが、まだ覚えています
それを読みながら菊池さんは涙していました。
読みながら徐々に感情の堰が決壊していくのがわかりました。
僕は先にも後にも菊池さんの涙を見たのがこれで最後です。
菊池さんにとって、追い求めていた美味しい液体は
スペシャルティコーヒーです。
それに出会えたときにこのコーヒーと共に仕事をしたいと思えたそうです。
僕もつい半年前に「あの映画」を見た時に感情の堰が決壊しました。
だから、何となく菊池さんがあのときどういう思いだったのかも理解できました。
あの絵本を読んだことで、
菊池さんの「追い求めるべきもの」がはっきりしたのだと思います。
苦しかった時を考えると何かに解放されたような嬉しさに感情が溢れ出たのだと思います。
それは僕がしあわせのパンを見たのと同じように。
だから、その絵本を読んでいる光景と涙しているところ、僕がここまで思いを馳せたところまで今でも明確に覚えています。
同じ想いで菊池さんと仕事ができる喜びも同時に感じました。
そんなこんなでそのあとの進行も途中笑いもありながら円滑に進みました。
その夜はとにかく楽しもうと、居酒屋からのカラオケで、僕は当然あの曲を踊り狂ったわけです。
まああえて曲名は避けておきます笑
やっぱり初日からやりすぎたかなーと思いながら終電で帰っていると
菊池さんからメッセージがありました。
「入社動機にうちのコーヒーが好きだからと言ってくれたのは近井くんだけだったよ、ありがとう、一緒にがんばろう」
うあーーーーーー、何でわかってるんだろう、菊池さんは。
僕だけではなく、あの菊池さんもまだ何も知らない未熟すぎる僕と一緒に仕事を頑張りたいと同じように想っていてくださったことにただただ感動でした。
偶然が重なって、つながった縁。
僕は菊池さんが涙までしたこのコーヒーをより多くの人の「しあわせ」になるように届けたいと
素直に想ったのでした。
フィクションのようなお話ですが、すべて実話です。
だから、ちょっとだけ成長して、
どこかで誰かに話せる日が来れば、この偶然から始まった僕の話をできればと思っておりました。
あれから3年以上が経過して、我が身なりながら店長として木更津店に在籍して
辞めずにコーヒーの感動を伝え続けられたことに少し胸を張れる想いがします。
そして、この想いをブログとして形に残せたことが嬉しいです。
まだまだ入社1日目の話です。葛藤はこれから!
それでは、また!
さよゾンビ〜!
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