NOZY COFFEE三宿店での4ヶ月あまり①
こんばんは。
安定の夜更かしです。
ちかいです。
色々な共通点からもはや偶然でもないと感じていたNOZY COFFEEへの入社。
初めての店舗は初めて行った店舗でもある三宿店です。
温かく迎えられた立場から今度は迎え入れる番となります。
とにかく楽しいと思いながら三宿店での勤務にいられた記憶があります。
ただ何より飲食自体初体験だったので、
色々と注意を受けることも多々あり、
初めは
洗い物したことある?
からのスタートでした笑
菊池さんからは
何より今までの経験より想いが大切
だと言われました。
あのメールでいただいたあの言葉と同様に大きな勇気をいただきました。
要は、自分が感じた感動を届けることが大切だということです。
三宿店では
お客様と繋がることで感動に繋がるのだということを胸に、
いかに自分が感じた感動をお客様にも体験してもらうかに集中して取り組んでいたように思います。
創業メンバーのみなさんと一緒に働く機会は今はあまりない中で、
働き方を見ることができて、貴重な体験をさせてもらいました。
コーヒーでどうやってお客様を楽しませられるかという視点が常にあることが新鮮で
サービスをしたことによる損失ではなく楽しんでもらった得をとる考え方にとても共感していました。
手数をとにかく増やして
何がお客様の心に響いたのかストックを作り続けられた気がします。
トレーニングも無事終えて、
コーヒーも淹れられるようになり、
初めて嬉しかったのは
自分が誰よりも成長した姿を見せたかった、笑顔がとても素敵な幼なじみが来店してくれたときのことでした。
自分が転職したことは知っていて、興味を持ってくれて一人で来てくれたのです。
来た瞬間、当然僕は緊張をしました。
何せ高校大学と失敗して不甲斐ないところばかり見せていたばかりに、
美味しいコーヒーを淹れることで成長した姿を見せられるチャンスだったからです。
オススメは?なんでもいいから飲む
と言われて、
自分は真っ先に
カフェラテと答えました。
それは自分が紛れもなく感動したドリンクだったからです。
あの時のお砂糖も入れずに甘いと思ったカフェラテは作れるのか、
不安もよぎりましたが、とにかく感動を届けるんだという気持ちだけで作りました。
その時のコーヒーも2種類でしたが、
迷わずにエルサルバドル サンブラス農園を選びました。
オレンジブルボンという品種で、とても甘くネーブルオレンジのような果実感も感じられる素晴らしい風味特性がありました。
自分はこのコーヒーであれば、あの甘さを表現できると思ったのです。
そして、提供するときは目を合わせて笑顔をすることを意識しました。
あのとき自分がとてつもなく安心した笑顔をそのまま返したいと思ったからです。
半地下のカウンターから階段を上がり席まで提供しにいきました。
自分が笑顔で提供すると
あの笑顔で返してくれて、笑顔はあの時のままでした。あの笑顔にまた再会できた喜びを感じました。
多分彼女のことなので、よっぽどのことがなければ美味しいというだろうなーとは思っていたので、
あえて気を使わせないように笑顔で提供したあとに会話はせずにサッと下に戻りました。
戻ったときは、心中ドギマギしっぱなしです。
うーん、大丈夫だろうか…。
いてもたってもいられなくなっていたとき、
「ねえ、このカフェラテ、ほんっとに甘くて美味しい!お砂糖入ってるの?」
と2Fから大きな声で言ってくれました。
こんなに嬉しいのはいままでの人生でなかったかもしれません。
彼女が僕と同じ感動をしたんだと。
わざわざ2Fから大きな声で言うのは感動の表れだったのだと後に彼女からも言ってくれました。
ここまでくると、僕はこの感動をどう表現したらいいか分かりませんでした。
彼女の笑顔で救われて、成長した姿を見せるべく頑張ってきて、
その過程で自分が分け与えるべきしあわせが何なのかが見つかり、
彼女にその感動を伝えることができた達成感は何よりも変えがたいものでした。
笑顔で提供したことも大きな価値でした。
自分がしてもらって嬉しかったことを
今度は自分が想いを持って相手に伝えられた成功体験が今の自分の大きな糧になっています。
そのときに
Salyu/青空という曲に出会ったのです。
先日もお話したとおりまだ言葉にして感謝は伝えられていないので、この時のことも含めて今でも感謝を伝えたいと思っていますよ笑
ただ、不器用なりにも
自分の感動を相手に伝えられた!
バリスタとして入り口に立てた!
そのときにそう思えたのです。
はい、今日はここまでです。葛藤話せなかったです。笑
それでは、次回も三宿でのお客様とのお話ですが、そこからロースタリーでの勤務がスタート、葛藤が始まります。
それではさよゾンビならー!
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