コーヒースタンドと純喫茶

今日は用あって千葉北部におります、近井です。

先日は純喫茶。
今日はコーヒースタンドです。
商材は同じですが、
形が違います。
個人的見解ですが、一般的に

純喫茶は仕切られた空間で自分の時間を楽しみます。敷地は広め。

コーヒースタンドは開放的な空間で気軽にコーヒーを楽しめます。テイクアウト利用が多いかもしれません。敷地は狭め。

それぞれに良さがあるので、僕は両方とも好きです。
三宿の店舗は
コーヒースタンドに近く、コーヒー豆屋とわかるあの感じが好きです。

そして、本日千葉エリアで
好きなコーヒースタンドがまたできました。
豆NAKANOさんとエウレカコーヒーロースターズさんです。


今回は
豆NAKANOさんをメインにお話します。
千葉駅の線路の真隣にあり、近付くと焙煎香がフワーッと広がります。

↑外観。左手には電車がバシバシ通過していますがそれもまた風情。

席数は約6席ほど
豆の種類は豊富で、
中野さんが焙煎しながら豆とドリンク販売をされています。
地元の主婦の方やご高齢の方、若い女性まで年齢、性別問わずお客様が流れて来ます。
地域に愛されるスタンドであることが伺えます。
値段帯が何よりもびっくり。
ドリンクは300円
豆は500円〜
この地域の方にデーリーで使ってもらいたい
という理由での設定らしいです。
日常使いをしたい人にとって、とても良心的な価格設定だと思います。近く住んでいたら毎日通うだろうなぁ。


自分はわざと混まない12時頃に来店。
一人で空間と焙煎香と作業音がする贅沢な空間にいました。
不思議とコーヒースタンドは1杯に集中できるなーと思います。
自分のためにわざわざ1杯を淹れてくれた方への敬意
良い意味で狭くて、窓が解放されていて、外の音や人の動きも見える環境
焙煎中の香り
焙煎機の音と小刻みに作業をする音
これはコーヒーを楽しまないとと思うんですよね。

↑程よい開放感がたまりません

中野さんは聞いたことに端的にズバッと答えてくださるので押し付けがましくなく、気軽に来れる感じがとても素敵だと思いました。 
中野さんには自分のことを自分から話しました。
そうするとカフェグローブの濱本さんの話から、千葉北部エリアのコーヒー屋の紹介まで多くのことを話してくださりました。ドリップしながら、あそこまで話してくださるのは感激でした。
あー心温まる贅沢な時間でした。

↑連写してたら鏡に映る自分がなぜか撮れていました笑


コーヒースタンドにはコーヒースタンドの良さがあります。
カフェとはまた異なります。

もっともっとコーヒーを手軽に生活の中に取り入れたくなるような感じがするんです。

→この要素は我々の商売においてとても大切なんです。

そして、興味がある方には、惜しげも無く話してくださるお店の方がいて。
忘れかけていた感覚を思い出した気分になりました。

となると、
木更津店は喫茶なの?コーヒースタンドなの?
と思う気がしますが、

どっちでもない気がします。
でも、どっちでもある気もするんです。

コーヒー喫茶スタンドと呼ぶべきなのでしょうか。

気軽に楽しめる空間と
ゆっくりできる環境と
コーヒーを楽しむ以外の来店動機は人それぞれでそのそれぞれを歓迎するスタンスと
この形は他にない気もします。
改めて、本質を忘れず、
両方の良さを上手く生かした新しい店舗作りを目指していきたいなぁと思います。

それでは、さよゾンビです。

コーヒーと自分と

Chikai Hiroki 普段お話できないようなことをこちらからも少しずつ発信していきます。

0コメント

  • 1000 / 1000