さみしい気持ちと やさしい気持ち

こんばんは!

のーじーこーひー近井です。


ブログ読んでいます!って笑顔で話しかけられるのって超嬉しいですねー!

想いを汲んで来店してくださっているって証拠ですからね。

そのすべての想いを大切にしていきたいと思う今日この頃です。


そんなわけで、今日は

過去回想ブログに参ります。

前回まででようやくTHE ROASTERYのバリスタとして店頭に立てることができて、

山あり谷ありでようやく軌道に乗ってきました。


スタッフやアルバイトそれを巡る関係性、すべてがつかめてきました。

バリスタとしても店頭に立ち始め、慣れてもきました。


↑2Fのレストランにて。チキンウィング(手羽先)早食い選手権に強行出場させられたときの意味不明なまでの余裕の表情です。結構楽しんでました。笑


ただ、

やはり苦楽をともにしたスタッフが辞めていく姿は寂しく思えました。


雇用体系上、すぐに辞めていってもしようがないことかもしれないけれど。

売上がなかなか向上しないと行われるのが

人件費削減。

それにまともに打撃があるのはアルバイトスタッフです。

コマ数を削って、

生活が安定しないから仕事を辞めていくさまは僕にはとてもつらく思えました。

もちろん、もとをいえば、

売上が取れないのは社員である自分に責任があります。

それを語る上で、いまだに脳裏に焼きつくシーンがあります。


止むを得ず、コマ数が減り生活ができなくなることを理由に辞めていくスタッフがいました。


そのスタッフとエスプレッソをお昼に飲みにくる寡黙なおじいちゃんとの最後の別れのシーンです。

いつも「エスプレッソ」とオーダーでしか言葉を発しないおじいちゃんが、


唯一心を開いていたのがそのスタッフだったのです。

あれだけ無口な人も、笑顔で話すんだーと思っていたのがとても印象的でした。


そのスタッフ最後の日に僕は幸運にも一緒にシフトインすることができました。




オーダーはもちろん
いつものエスプレッソに炭酸水。

僕はドリンクを作り、提供するところまでは行いましたが、


その会話をスタッフに委ね、他の作業にあたるふりをして、遠くで静観していました。


会話は1、2分。その間は二人とも笑顔。いつも通り。

いつもは外のテラス席にしばらく経ったら行くのに今日はレジカウンターでずっと話していました。

笑顔で明日もまた会うんじゃないかと思うくらいのテンションで最後は手を振って別れていました。

たぶん、お互い辛いのだと思うけれど。

自然な笑顔で。

その時に流れていたのが、たまたま、

Jackson5 /Never can say good bye



でした。

さよならは決して言わない。

その曲の通りの別れでした。


お互いに最後であることは知っていたはずなのです。

笑顔で別れる美しさってあるんだと思うとともに、

僕は悲しさと悔しさでいっぱいになりました。

この風景をスタッフからもお客様からも奪ったのはある意味自分だと思ったのです。

情けなかったのです。


自分なりにバーに立つために頑張ってきたつもりでも、

それが自分から見えた視野でしかなかったことに。


それが売上に貢献したのか。

それがお客様に直結したものだったのか。

そうではなかった。


悔しさと寂しさといろいろな感情が巻き起こりました。

自分ができることってなんなんだろう。

とおもいました。

ただ、一つ

お客様と笑顔で話すスタッフがいるこの風景をなくしたくないと。

そのためには自分が結果を出していくしかない。

誰よりもお客様と話そう、笑顔が生まれるシーンを多く作っていこうと

その結果売上を向上させようと、

そう思ったのです。


そこから僕の動きは、変わったように思います。

お客様ともより話すようになり、今まで話すことがなかったいろんなスタッフとも話すようになりました。

混み合ったオペレーションでどういう連携プレイをとればいいのか、他社のスタッフではありましたが、飲みに誘って語ったりもしました。

ロースタリーから木更津への異動はそこから3ヶ月後のことでしたが、

結果、

たくさんのお客様に恵まれました。


<そのときにいつも

Superfly やさしい気持ちで

をいつもキャットストリートを歩きながら、聴いていました。

忙しいときでも、来てくださるお客様に気持ちをもって迎えられるように。

この曲聴くと自然と笑顔でお客様と話せるようになります。

「輝きを送りたい 空のように大きな心で 街中がやさしい気持ちで 今日の日をやさしい気持ちで」

っていいフレーズだなーーって思いながら聴いてました。>


↑朝の澄んだキャットストリートです。渋谷から歩いて行くとこの風景が広がります。


コーヒー1杯を淹れることで、与える感動と、

そこから生まれる他愛のない会話と笑顔が生まれるシーンと、

それは決して絶やしてはいけないものだと痛感したのです。


そして、経営的な視点も取り入れる大切さも知りました。


能城さんもラスト1ヶ月の近井くんの動きはもうその場を圧倒していたと言っていました。

多分それだけ必死でやっていたってことでしょうね笑

なぜか、円形脱毛症にもなりましたしね。笑

ハンパない!!笑


さて、その動きで評価を得られたのか、

社長から、オープンして間もない木更津店が緊急事態であるということを知らされます。

ん?どういうことだ・・?


僕はそこから新しいステップを踏むことになるのです。

さて、本日はここまでーーーー!


久々の過去回帰ブログでした。

次回はいよいよ木更津ですかねーーー!

お楽しみに!


今日も明日も愛と感謝に生きよう!


それではー、さよゾンビならーーー!

コーヒーと自分と

Chikai Hiroki 普段お話できないようなことをこちらからも少しずつ発信していきます。

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